日別アーカイブ: 2020年6月7日

ワインテイスティング

今日は、初心者でもできる

ワインテイスティングのコツを伝授します。

 

僕はソムリエでは無いのですが、

ワインのテイスティングは沢山してきました。

 

ワイン初心者がテイスティングなんて

できるはずがない。

 

そう思っている方もいるかもしれません。

 

しかながら、

ワインのテイスティングは

一通りの手順を踏むことで、手軽に行えるんです。

ワインはただ漫然と飲むよりも、

テイスティングに従って、

深みに潜った方が、味わいが広がります。

 

ズバリ、

 

ワインのテイスティングは

1つ目に「見た目」

2つ目に「香り」

そして、

3つ目に「味わい」です。

 

まさしく人を見るような手順ですよね。

 

始めましての第一印象は見た目。

 

会話が始まって体が接近すると、

体臭・香水などの「香り」を否応なしに感じます。

 

そして、

 

コミュニケーションが深まる間で、

その人の味わい(中身)を

テイスティングしているわけです。

 

 

私たちは人間として自然に

人間をテイスティングしてきて、

テイスティングに長けているからこそ、

 

恋愛などの人間関係を

楽しむことができるわけです。

 

 

まず、

ワインの見た目。

ワインの見た目とは…

・色調

・輝き

・透明度

・粘度

です。

 

後ろに白い紙ナプキン、ハンカチ、

又は、ポケットチーフをあてがうと、

見た目がはっきり見えます。

 

最初は、

色調・輝き・透明度・粘度について、

まったく見えてこないかもしれませんが、

 

白いナプキンを後ろにして、

様々なワインを見ていくと、

 

ワイン毎に

色調・輝き・透明度・粘度

の違いが分かります。

 

こうしたテイスティングを繰り返すと、

自分の好きなワインには

共通する「見た目」があることを知って、

見た目を見るだけで、

 

自分好みのワインかどうかを

判断することができるようになります。

 

白ワインの見た目

・白ワインは若いうちは色が薄い

・白ワインは熟成すると黄色が濃くなる

・白ワインは醸造地が涼しい気候なら色が淡い

・白ワインは醸造地が温かい気候なら黄色が強い

赤ワインの見た目

・赤ワインは若いうちは色が紫を帯びた赤さ

・赤ワインは熟成すると赤が淡くレンガ色になる

・赤ワインは温暖な土地は赤が濃く深い透明度が低い

スパークリングワインの見た目

・熟成が長いと気泡は細かくなる

・香りが複雑な場合も気泡は細かくなる

・良質なものは細かい泡が連続して表面まで立ち上がる

 

ワインの液面は、

ワインの単純な清潔感を見ることができます。

 

ワインの液面がキラキラしていて

透明度があれば、

 

そのワインは清潔な環境で

作られたものだと分かります。

 

くすんでいたり、オリが舞っていれば、

ワインに雑味があることが分かります。

 

粘度に関しては、

ワインのグラスを回すことによって、

ワインのネバネバ感を確かめることができます。

 

ネバネバ感のあるワインは、

アルコール分が高く、

熟したブドウや温暖な土地の

ブドウが使われています。

 

ワイングラスをクルクルと回すことを、

専門用語では「スワリング」といいます。

 

ワインの香りは、

右利きなら反時計回り、左利きなら時計回りで

スワリングしましょう。

 

なぜかというと、

もしワインがこぼれた時に、

周囲の人にかかってしまうと大変ですよね。

 

だから、

 

仮に手元が狂ったとしても

相手にかからないように、

自分に向けて回すのがマナーです。

 

覚えておきましょう(^^)v

 

最初はワイングラスを回さずに、

グラスの香りを数秒間味わうようにしましょう。

 

そこで、

 

掴んだ印象をもとに、

グラスを回していきます。

 

基本的なワインの香り

・若いワインはブドウ本来の香りがする

・若いワインは果物や花の香が中心になる

・発酵が進んだワインはバターやキャンディーの香りがする

 

白ワインの香り

熟成した白ワインは、

ハチミツやナッツの香りがする

 

赤ワインの香り

熟成した赤ワインは、キノコや紅茶の香りがする

 

10秒以上グラスに鼻を当てると、

香りが麻痺するため、

グラスから一旦、鼻を離してから、

香りを確かめるようにしましょう。

 

香るごとに新しい発見があるかもしれません。

 

ワインの味わいは

「甘酸渋苦重凝」

の6つをテイスティングしよう!

 

ワインの味わいを知るには、

最初に少量を口に含んで、

舌や口の中で印象を確かめます。

 

そして、次に口の中へ渡らせていきます。

さらにワインを口に入れ、

ワインを含んだまま、

口をすぼめて空気を吸い込みます。

 

すると、

口の奥から鼻に抜ける香りも

確かめることができます。

後は気軽に楽しみながら、

味わいを判断しましょう。

味わい

・甘味

・酸味

・渋味

・苦味

・重量感

・凝縮感

の6つを意識してみて下さい。

良いワインは、

甘味、酸味、渋味、苦味、重量感、凝縮感

のバランスが取れていて、

心地良く味わうことができます。

 

最後に、

飲んだ後に、余韻を楽しめるワインは

とても素敵なワインです。

 

自分好みのワインは、

自分がこれまで味わってきた

食習慣によってつちかわれた

食の価値観にも由来します。

ですから、

 

今回お伝えしたテイスティングを基本に、

自分に正直にワインを判断して

構わないんです。

 

自分が飲んで美味しいと

感じるワインが一番素晴らしい

ワインだと僕は思っています。

当店でお客様に

おすすめしているワインは、

 

すべてこんな風にテイスティングして

僕が美味しいと感じたワインばかりです。

 

是非、

ワインと一緒にKappaのイタリアンを

お楽しみくださいね(^_-)-☆

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